世界道
世界道
世界道(せかいどう)は、世界線間を結ぶ陸上交通路の体系である。薄明圏アーカイブ_境界航路が海の位相条件に依存するのに対し、世界道は統一世界政府_越境交通監督院が整備した人工の安定路であり、逆光の技術と低灯協定の精神に支えられる。
路線の性格
世界道は国道に似た番号体系を持ち、一号線、三号線のように路線ごとに番号が付く。ただし、世界道は一つの世界の地図上に連続した線として引かれない。路線は世界線ごとの「所属世界区間」と、世界線をまたぐ「接続点」の連続として存在し、接続点の前後で道路の帰属が変わる。
| 路線 | 主な区間 | 接続する世界 |
|---|---|---|
| 世界道一号線 | 統一首都ルメナシア〜ネオンプリマ | 統一世界政府〜薄明圏 |
| 世界道二号線 | ネオンプリマ〜暗闇市 | 薄明圏〜夜色世界 |
| 世界道三号線 | マリオカノン〜夜色世界 | マリオカノン〜夜色世界 |
| 世界道四号線 | MarioPolitics〜マリオカノン | MarioPolitics〜マリオカノン |
| 世界道五号線 | アカサティア_第八区〜藤井風世界 | アカサティア〜藤井風世界 |
| 世界道六号線 | 粗品世界線〜夜色世界 | 粗品世界線〜夜色世界 |
| 世界道七号線 | 尾崎継承世界〜ネオンプリマ | 尾崎継承世界〜薄明圏 |
| 世界道八号線 | 朝靄駅〜暗闇市 | 遠景市〜夜色世界 |
| 世界道九号線 | アカサティア_第八区〜マリオカノン | アカサティア〜マリオカノン |
| 世界道十号線 | 帰ろう坂道〜統一首都ルメナシア | 藤井風世界〜統一世界政府 |
三原則
- 明かりを落として走る: 接続点の前後では車両の灯りを落とす。強い光は低灯協定以来の原則どおり、別世界のものを呼び寄せるためである。世界道は「影の中を走る道路」として設計され、世界道_料金所の逆光検疫ゲートと一体で運用される。
- 地図に引かない: 世界道は白紙帯を通らないよう迂回し、路線図も未記載領域を空白のまま残す。白紙帯の案内は統一世界政府_白紙帯案内権台帳の案内権者に限られる。
- 道はその世界に帰属する: 各所属世界区間は、その世界の自治体や機関が所有・管理する。統一世界政府は接続点の規格だけを定め、ある世界の道路法が別の世界まで延長されることはない。
歴史
- 星環827年接続会議の混乱後、越界交通の安定化が課題となる。
- 星環828年、統一世界政府_越境交通監督院が発足し、統一世界政府_境界復興庁と連携する。
- 星環830年冬、世界道一号線の試行区間が開通する。
- 星環834年、世界道二号線(薄明圏〜夜色世界)が開通する。星環834年白紙帯学校遠足の参加校が初めて街道駅の案内権窓口を利用した。
- 星環835年、世界道四号線(MarioPolitics〜マリオカノン)が開通し、星環835年境界郵便博覧会の展示品輸送に使われる。
- 星環836年、世界道六号線(粗品世界線〜夜色世界)が開通し、星環836年記憶コイン公開市場へ粗品世界線の記憶コインが初めてまとまった量で出展される。
- 星環837年、世界道八号線(遠景市〜夜色世界)が開通し、遠景市が初めて世界道網に接続される。
- 星環838年、世界道九号線(アカサティア〜マリオカノン)が開通し、超古代土管環ネットワークの深層管区間が補修・規格化される。
- 星環839年、世界道十号線(藤井風世界〜統一世界政府)が開通し、藤井風世界が初めて政治首都と陸路で結ばれる。
通行手続き
- 境界越境許可証: 電子化が進み、接続点で端末確認が行われる。
- 逆光検疫: 記憶の持ち込み量が薄明圏アーカイブ_逆光検疫局と同じ方式で検査される。
- 通行料: 距離ではなく「世界差」で決まる世界差料金が徴収される。
関連項目
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関連する記録
世界道_通過証通過証は、世界道の接続点で逆光検疫を通過した車両に渡される証である。有効期限は到着する世界の暦で表示され、期限を過ぎた証は無効になる。世界道_標識世界道の標識は、世界線ごとに読み方が変わる案内板である。文字と色は世界ごとに規格が異なり、標識柱は記憶を含まない素材で作られる。統一世界政府_越境交通監督院越境交通監督院は、統一世界政府の行政府に置かれる交通担当機関である。世界道の整備・管理、境界越境許可証の発行、接続点の逆光検疫ゲートの運用を担う。世界道_トンネル世界道のトンネルは、位相の谷をくぐるために掘られた無灯の坑道である。内部は白紙帯を通らないよう避けて建設され、車両は灯りを落として通過する。世界道_街道駅街道駅は、世界道の接続点に隣接する休憩施設である。時刻合わせ、記憶の預かり、案内権窓口を備え、越界交易関税が免除される交換区を併設する。世界道_逆光検疫ゲート逆光検疫ゲートは、世界道の接続点と料金所に設置される検疫設備である。車両の灯りを落とした状態で乗員と貨物の記憶の持ち込み量を測定する。
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