薄明圏アーカイブ:用語辞典
薄明圏アーカイブ用語辞典は、薄明圏に固有の制度、自然現象、生活表現を簡潔にまとめた索引である。詳しい説明は各項目のリンク先を参照。
あ行
開潮(かいちょう) — 二つの世界線が安定して往来できる状態。薄明圏アーカイブ_時間位相潮汐表では○で示す。
逆光(ぎゃっこう) — 記憶の内容ではなく、その人や物の背後に残る輪郭から来歴を調べる観測方法。薄明圏アーカイブ_逆光検疫局が名称に用いる。
か行
境界航路(きょうかいこうろ) — 特定の条件下で世界線同士を結ぶ海上交通。固定した地理上の航路とは異なる。詳しくは薄明圏アーカイブ_境界航路。
記憶貨物(きおくかもつ) — 回想、夢、既視感などを容器へ収め、輸送可能にしたもの。薄明圏アーカイブ_記憶貨物規格の対象となる。
さ行
先行嵐(せんこうあらし) — 暴風そのものより先に、被害だけが別世界線から届く現象。薄明圏アーカイブ_零番防波堤が防ぐ。
一潮(ひとしお) — 目的の時間位相が接続するまでの待機単位。長さは一定しない。薄明圏アーカイブ_潮待ち宿の料金単位でもある。
た行
時間位相(じかんいそう) — 異なる世界線の時刻が互いに接続できる位置関係。単なる時差ではなく、出来事や記憶の近さも含む。
潮汐庭師(ちょうせきにわし) — 位相性植物を育て、環境の時間ずれを観測する職業。詳しくは薄明圏アーカイブ_潮汐庭師。
な行
二刻茶(にこくちゃ) — 飲む前後で香りが変わる発酵茶。薄明圏アーカイブ_浮標市場の名物。
夜霧(よぎり) — 視界、記憶、時間感覚へ干渉する霧。危険度は薄明圏アーカイブ_夜霧警報の鐘数で示す。
は行
漂着物(ひょうちゃくぶつ) — 出発地、時刻、所有者、用途、名称のいずれかを欠いたまま流れ着く品。薄明圏アーカイブ_漂着物分類を参照。
薄明圏(はくめいけん) — 複数の世界線が潮のように接近する沿岸地域の総称。入口は薄明圏アーカイブ_総合案内。
ま行
無音週間(むおんしゅうかん) — 青燐祭の翌日から公共の音を減らす七日間。詳しくは薄明圏アーカイブ_無音週間。
ら行
ルクス — 光の保持時間を価値とする港湾通貨。薄明圏アーカイブ_港湾通貨ルクスを参照。
慣用表現
- 運河はまだ晴れている:過ぎた出来事をもう少し覚えていたい。
- 明日まで光る:十分に信用できる。
- 鐘を一つ残す:警戒を解ききらず、帰路を確保する。
- 白紙日に約束する:結果を固定せず、選択を相手へ委ねる。
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