夜色世界_月光水族館の満月開館日
月光水族館の満月開館日は、月光水族館が月に一度、満月の夜だけ開館する日の記録である。
開館の条件
月光水族館は満月の夜だけ開館する。展示されているのは魚ではなく、誰かが眠る前に見た夢の断片であり、観覧時間は「目を閉じていられるぶんだけ」とされる。
開館日は翌朝までに記録され、展示されていた夢の断片の数と、閉館時の売店の予約紙の枚数だけが残される。予約紙には「今夜見たい夢を一行で予約する」ことができ、予約された夢は次の満月の展示の候補になる。
記録の対象外
開館日に見られた夢の内容は記録されない。学芸員の懐中時計が示した観覧時間の合計だけが記録に残り、どの夢が誰に見られたかは明らかにされない。
展示番号の特例
交差創作_月光水族館と粗品世界線で公開された展示番号S-44「粗品世界線における、まだ発見されていない“やさしさ”の標本」は、満月開館日の記録に通常の展示番号とは別枠で記載される。標本の所在は現在も確認されていない。
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