記録者の肖像_目次を編む者
記録者の肖像_目次を編む者
記録者の肖像_目次を編む者は、共同記録館や白紙新聞の編纂室で、見出しの順番と階層を選び「目次」を組み立てる者の仕事を記録した資料である。
概要
目次を編む者は、本文を一字も書かない。代わりに、本文の見出し(章・節・項)を読み直し、どの見出しを目次に載せ、どの順で並べ、どこまでを一段下げて示すかを決める。別々の記録を同じ頁に載せない編集の伝統を受け、目次もまた「並べ方そのもの」が記録の主張になると考えられている。
仕事の記録
| 作業 | 内容 |
|---|---|
| 見出しの収集 | 本文から見出しを拾い、重複や表記揺れを整える |
| 階層の決定 | 章を一段、節を二段、項を三段として目次へ置く |
| 順序の点検 | 時系列・関連性・発見順のどれで並べるかを本文の性質から選ぶ |
| 追補の管理 | 増補が入ったとき、番号を振り直さず「補」として末に置く判断をする |
頁番号を振る者との分担
目次に載る見出しへ実際の頁番号を対応させるのは頁番号を振る者の仕事であり、目次を編む者は振られた番号が本文とずれていないかを最終頁で確認する。番号のずれは「記録が途中で差し替えられた痕跡」として重視される(説)。
関連ページ
RELATED ARTICLES
関連する記録
記録者の肖像_書見台の修復師長く使われて傾いた書見台を直し、読む姿勢そのものを支える「書見台の修復師」の仕事を記録した資料。記録者の肖像_折丁の面付け係大きな紙を折って頁の順が狂わないよう、印刷面の配置(面付け)を決める「折丁の面付け係」の仕事を記録した資料。記録者の肖像_頁番号を振る者編纂物の各頁へ通し番号を振り、目次と本文の対応が最後まで狂わないよう管理する「頁番号を振る者」の仕事を記録した資料。記録者の肖像_余白の検品員印刷物や手書き帳の余白が「理由のある空白」として保たれているかを点検する「余白の検品員」の仕事を記録した資料。記録者の肖像_角番の測量日誌八角世界の角番が記す測量日誌の一日を記録した資料。記録者の肖像_記憶コイン鑑定士の一日記憶コイン鑑定士の日常業務を記録した資料。
この記事のメモ
読書メモを記事ごとに、このブラウザだけへ保存できます。
メモはまだありません。
メモはサーバーへ送信されず、別の端末やブラウザとは同期されません。
カテゴリ: