雲上郵便局

出典: OpenMarioWiki — 自由な創作百科事典

雲上郵便局は、雲の高さに建ち、地上から見上げると宛先の文字だけが見える郵便局。

配達員は風向きを読んで雲の通路を歩く。重い手紙ほど低い雲を選び、言えなかった謝罪や長い報告は、雨になる前にそっと届けられる。

局内の仕分け棚には、虹色の修理店から届く余り色の小瓶が並ぶ。配達不能の手紙には色を一滴足し、受取人が見つかるまで空のどこかで光らせる。

記録

  • 切手の代わりに、差出人の好きな天気を封筒の角へ描く。
  • 窓口は朝霧が晴れてから、最初の鳥が休むまで開く。

郵便局の立地と配達網

標高3,000メートルを超える高山嶺に位置する、空に一番近い郵便局。

  • 配達手段: 風に乗せてカプセルを運ぶ気球便や、訓練された伝書鳩が使われる。
  • 保管手紙: 気温が低く空気が乾燥しているため、羊皮紙の手紙が劣化せずに何十年も保管される。

関連項目

関連記事

RELATED ARTICLES

関連する記録

雨の切符雨が降る日のみ改札で発行される、行き先の書かれていない切符。雲の図鑑館実物の雲を薄いガラスのページへ写し取り、分類する図鑑館。影の市場日中の物の影だけを持ち寄り、夕方に交換する市場。遠回り専門旅行社目的地まで最短で着かない旅だけを設計する旅行社。鉛筆山脈削りかすのような雲を頂く、紙の上にだけ現れる山脈。季節を貸す店数時間だけ別の季節の空気を借りられる、小さな貸し衣装店のような店。

ARTICLE RATING

この記事は役に立ちましたか?

まだ評価はありません

読み込み中…

この記事のメモ

読書メモを記事ごとに、このブラウザだけへ保存できます。

0 / 5,000文字

メモはまだありません。

メモはサーバーへ送信されず、別の端末やブラウザとは同期されません。