星屑切手市
星屑切手市は、夜空から落ちた微かな光を、手紙用の切手として売買する月末市場。
店ごとに光の色と届けられる距離が異なる。青白い切手は未来の自分へ、金色の切手はまだ会っていない人へ届くとされ、宛名を書く机には静かな列ができる。
市の中央には、返信のない手紙だけを保管するポストがある。集まった光は翌月、雨の切符の改札を照らす小さな灯りになる。
記録
- 価格は通貨ではなく、最近見た夢の鮮明さで決まる。
- 消印には発送時刻ではなく、その夜に見えた星座が押される。
市場の様子と取引品
港町の広場で不定期に開かれる、宛先不明の手紙や消印の珍しい古切手を専門に扱う露天市場。
- 出品物: 世界各地の廃止された郵便局の切手、海から引き揚げられたボトルレターの封筒など。
- 訪問者: 手紙の収集家、過去の文通相手を探す者、問いの市の参加者らが集う。
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