薄明圏アーカイブ:眠らない水先人

出典: OpenMarioWiki — 自由な創作百科事典

眠らない水先人は、薄明圏アーカイブ_境界航路で船を安全な世界線へ導く案内人の通称である。「眠らない」といっても不眠なのではなく、航行中に同じ夢を二度見ないよう訓練されていることに由来する。

航法

境界海域では方位磁針が出発地を指し続けるため、通常の航法は使えない。水先人は乗員から一つずつ鮮明な景色を聞き取り、それらに共通する光、匂い、温度を仮の方位とする。目的地へ近づくほど証言の細部が一致していく。

薄明圏アーカイブ_北岸灯台群の応答色は入口を示すが、その先の分岐は水先人の判断に委ねられる。

交代睡眠

水先人は二人一組で乗船し、一人が起きている間、もう一人は「錨夢」と呼ばれる短い夢を見る。錨夢には港の同じベンチだけが現れ、景色が変わった場合は航路が出発世界線から離れすぎた合図となる。交代のたびに夢の内容を照合する。

装備

  • 二つの時刻を示す懐中時計
  • 船名を書かない航海日誌
  • 青い結索三本
  • 帰港後に開く封筒
  • 自分が最初に覚えた景色の絵

最後の絵は本人の記憶ではなく、家族や師匠が描いたものを使う。自己記憶だけに頼ると、航路が水先人の望む世界へ偏るからである。

免許

水先人組合の免許試験では、霧の訓練水槽で互いに矛盾する五人の証言から一本の帰路を組み立てる。正解は一つではないが、誰か一人の景色を切り捨てた航路は不合格となる。

オルフェ号との関係

薄明圏アーカイブ_消失船オルフェ号の水先人は一人で乗船していたという記録がある。この規則違反が消失の原因とされる一方、当時の名簿には二人分の空欄が残り、現在も議論が続いている。

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関連する記録

薄明圏アーカイブ_北岸灯台群の灯質表灯質表は、北岸灯台群の七基の灯台が返答する光の質を定めた表である。応答色と点滅の周期が記載され、改訂は航海日誌との照合を経て行われる。薄明圏アーカイブ:エメラルド外灯号エメラルド外灯号は、キャプテン・ルイージが船長を務める境界航路の貨客船である。消失船オルフェ号と同設計の姉妹船とされ、星環800年代から運航する。薄明圏アーカイブ:エメラルド外灯号の航海日誌エメラルド外灯号の航海日誌は、「見えたもの」と「確認できなかったもの」を分けて記すことで知られる記録である。遮光庫の開閉記録と照合して読まれる。薄明圏アーカイブ:時間位相潮汐表時間位相潮汐表は、薄明圏と周辺世界線の接続しやすさを予測する暦兼航海表である。単に「潮汐表」とも呼ばれ、港の出発案内、学校の時間割、市場の営業日まで、地域の生活全体を支えている。薄明圏アーカイブ:遮光庫遮光庫は、境界航路の船で個人の記憶を保存した品を預かる遮光構造の倉庫である。記憶貨物規格の封緘を受けた品のみを預かり、鍵は船長が管理する。薄明圏アーカイブ:遮光庫の開閉記録遮光庫の開閉記録は、境界航路の船で遮光庫を開閉した時刻と理由を記す帳簿である。航海日誌と照合され、帰港後に逆光検疫局の監査を受ける。

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