薄明圏アーカイブ:エメラルド外灯号

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エメラルド外灯号は、キャプテン・ルイージが船長を務める境界航路の貨客船である。オルフェ号と同設計の姉妹船とされ、星環800年代から運航する。

基本情報

項目内容
船種貨客船
船長キャプテン・ルイージ
母港ネオンプリマ
航路境界航路
設計オルフェ号と同設計とされる

船名

船名は灯台の応答色を緑で受ける慣行に由来すると言われる。灯守との間で緑の応答色は「出発世界線への返答が成立している」合図とされ、船名はこの慣行に因んで名付けられたとする記録がある。ただし船長自身が命名を語った資料は現存しない。

設計と姉妹船関係

オルフェ号と同設計の姉妹船とされるが、同一船級であることを証明する船籍文書は公開されていない。「同設計」の根拠は航海日誌の書式と船体中央の遮光庫の構造が一致することにある。

星環799年のオルフェ号消失後、同じ設計の船が再び同航路を運航することへの懸念と、その記録を残すことの意義が議論された。エメラルド外灯号は消失から数年後の星環800年代前半に就航したとされるが、正確な就航年は記録が分かれている。

運航

乗船券には出発日時ではなく時間位相記号が印刷される。記憶貨物規格の封緘を受けた品は船体中央の遮光庫へ預けられ、その鍵は船長が預かる。

水先人は必ず二人一組で乗船し、交代睡眠の内容を照合する。低灯協定は厳守され、灯台への返答光を強めない。

記録

船長の航海日誌は「見えたもの」と「確認できなかったもの」を分けて記すことで知られる。北岸灯台群の灯守が星環782年に始めた慣行を取り入れたもので、霧の中で視認できなかった船の影が「影・未確認」として日誌に残されている。

関連項目

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関連する記録

薄明圏アーカイブ:遮光庫遮光庫は、境界航路の船で個人の記憶を保存した品を預かる遮光構造の倉庫である。記憶貨物規格の封緘を受けた品のみを預かり、鍵は船長が管理する。薄明圏アーカイブ_北岸灯台群の灯質表灯質表は、北岸灯台群の七基の灯台が返答する光の質を定めた表である。応答色と点滅の周期が記載され、改訂は航海日誌との照合を経て行われる。薄明圏アーカイブ:エメラルド外灯号の航海日誌エメラルド外灯号の航海日誌は、「見えたもの」と「確認できなかったもの」を分けて記すことで知られる記録である。遮光庫の開閉記録と照合して読まれる。薄明圏アーカイブ:旧港記憶倉庫旧港記憶倉庫は、星環318年に薄明圏の旧港へ建てられた記憶貨物の保管施設である。星環709年の最初の棚卸し以降、分類・開閉・保存期限の基準がここで決められ、薄明前期の記録文化の物理的な中心となった。薄明圏 / 薄明時代記録細目薄明圏アーカイブ:港の文書庫港の文書庫は、星環698年の頼み帳の書庫に端を発し、星環752年に紙飛行機請願の控えの保管を引き受けた記録施設である。番号付与と不達記録の運用を通じ、薄明前期の記録を年表へ変えた主体として位置づけられる。薄明圏 / 薄明時代記録細目薄明圏アーカイブ:時間位相潮汐表時間位相潮汐表は、薄明圏と周辺世界線の接続しやすさを予測する暦兼航海表である。単に「潮汐表」とも呼ばれ、港の出発案内、学校の時間割、市場の営業日まで、地域の生活全体を支えている。

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