眠りを測る温度計は、眠りの深さを体温ではなく、夢から持ち帰った色で示す温度計。
透明な管の中には薄い色の液体があり、眠りが浅い日は銀色、安心して眠れた日は琥珀色に変わる。朝、住民は目盛りを見て、その日に急がない方がよいかを判断する。
記録は診断のためではなく、生活の速度を整えるためのものだ。最も静かな青を示した夜の値は、虹色の修理店で壊れたランプの光に混ぜられる。
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