境界の日常_目次だけを読む旅人
境界の日常_目次だけを読む旅人
境界の日常_目次だけを読む旅人は、返却後の日常を旅する人々のあいだで見られる、「資料の目次だけを読み、本文は開かずに先へ進む」習慣を記録した資料である。
目次だけを読む理由
旅人は、置かれている場所がどのような記録のそばにあるのかを知るために目次を読む。本文をすべて読む時間はないが、目次から「ここに何が書かれていて、何が書かれていないか」を読み取ることはできる。目次を編む者たちは、このような読まれ方を想定して見出しを選ぶという。
旅人の作法
- 目次を読んだら、その資料が「自分の探しているものの近くにあるか」だけを確かめる。
- 読んだ頁を開いた形跡を残さない。
- 目次に無い項目を探している場合は、見出しの階層が変わった可能性を疑い、古い目次と突き合わせる。
目次と空白
旅人が目次から読み取るのは、書かれている項目だけでなく、空白の場所でもある。「この目次には載っていないが、この時代に何かがあった」と考える手掛かりとして、空白の位置が重視される(説)。
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