越境者の手記_遠景市から夜色世界へ
越境者の手記_遠景市から夜色世界へ
越境者の手記_遠景市から夜色世界へは、遠景市から夜色世界へ渡った者の手記である。
手記の内容
遠景市の朝靄駅から、世界道_八号線で夜色世界の暗闇市へ渡るまでの記録。書き手は「遠景市で距離を見送った回数で数えていた者」とある。
八号線の料金は、世界差で決まる。同じ区間が、遠景市では三回の見送り分で、夜色世界では消灯時間の半分だった。 夜色世界の暗闇市は、夜にしか開かない。私は昼に着いて、開市まで待った。待っている間、私は自分の世界の「昼」を、夜色世界の人のように過ごせなかった。
記録の扱い
手記は透明交差点と影の境界線が重なった日の記録とともに見つかった。両市の記録は未確認のまま併記されており、この手記もその一つとして扱われている。
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