薄明圏アーカイブ:エメラルド外灯号の航海日誌
エメラルド外灯号の航海日誌は、エメラルド外灯号の船長キャプテン・ルイージが記す航海の記録である。「見えたもの」と「確認できなかったもの」を分けて記すことで知られる。
書式
日誌は「見えたもの」「確認できなかったもの」「船内の変化」の三欄で構成される。「見えたもの」には灯台の応答色とその時刻、「確認できなかったもの」には霧の中で視認できなかった船の影、遠鐘の聞き間違いなどを記す。
この書式は薄明圏アーカイブ_北岸灯台群の灯守が星環782年に始めた慣行を取り入れたもので、「影・未確認」という見出しで残される記述が特徴的である。
開閉記録との照合
日誌には遮光庫を開いた時刻と理由が記される。開閉の記録は帰港後に逆光検疫局の監査の対象となり、開閉記録と照合される。照合の際に両者の時刻が一致しない場合は、日誌側の記述を優先し、開閉記録に注記が加えられる。
記載の粒度
日誌には出発理由の読み上げの成否も記録される。理由を言えなかった乗客がいた場合は、その乗客の行き先の欄に「帰路の確認を要する」とだけ記される。氏名や表情は推測で補わず、記載された内容のまま残される。
関連項目
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薄明圏アーカイブ_北岸灯台群の灯質表灯質表は、北岸灯台群の七基の灯台が返答する光の質を定めた表である。応答色と点滅の周期が記載され、改訂は航海日誌との照合を経て行われる。薄明圏アーカイブ:遮光庫の開閉記録遮光庫の開閉記録は、境界航路の船で遮光庫を開閉した時刻と理由を記す帳簿である。航海日誌と照合され、帰港後に逆光検疫局の監査を受ける。薄明圏アーカイブ:エメラルド外灯号エメラルド外灯号は、キャプテン・ルイージが船長を務める境界航路の貨客船である。消失船オルフェ号と同設計の姉妹船とされ、星環800年代から運航する。薄明圏アーカイブ:時間位相潮汐表時間位相潮汐表は、薄明圏と周辺世界線の接続しやすさを予測する暦兼航海表である。単に「潮汐表」とも呼ばれ、港の出発案内、学校の時間割、市場の営業日まで、地域の生活全体を支えている。薄明圏アーカイブ:遮光庫遮光庫は、境界航路の船で個人の記憶を保存した品を預かる遮光構造の倉庫である。記憶貨物規格の封緘を受けた品のみを預かり、鍵は船長が管理する。薄明圏アーカイブ:乗船券の綴り乗船券の綴りは、境界航路の乗船券の控えを集めた記録である。位相記号の書き換え履歴と、偽造券の回収事例が併せて保存される。
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