夜間回廊文庫_貸出証と星環印章

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夜間回廊文庫_貸出証と星環印章

夜間回廊文庫_貸出証と星環印章は、夜間回廊文庫の貸出証の書式と、押印に用いる印章の運用を記す。貸出証には返却期限がなく、代わりに「読んだ日」と「読まなかった日」の二欄が設けられる。

貸出証の書式

記入内容記入者
書名本の題名。欠番の本は欠番番号で記す司書
棚名本が収められていた棚の名司書
読んだ日実際に本文を読んだ日付読者
読まなかった日本を手に取ったが読まなかった日付読者
回廊印貸出時の押印司書
星環印再発見後の追認押印(星環970年以降)司書

貸出証は星屑印刷工房で刷られた厚手の紙を用い、表面は貸出記録、裏面は余白の写しを貼るための台紙とされる。裏面に貼られた余白は、後に問い札へ転用されることがある。

回廊印と星環共通印章

文庫では二種類の印が用いられる。

  • 回廊印 — 回廊文庫独自の印。円環の中に回廊の湾曲を象った意匠。再発見以前から用いられていたとされる(説)。
  • 星環共通印章星環共通印章に準ずる公印。文庫の協定棚に保管される協定書へ押印するほか、再発見後の貸出証へ追認として押される。

二つの印は同じ朱肉を用いるが、回廊印はやや薄く、星環印は濃く押されることで区別される。押印の濃淡は押印簿へ記録される。

読まなかった日を残す運用

貸出証の特徴は、読まなかった日を積極的に記録する点にある。読まなかった日は「本を開いたが本文に入らなかった日」「本を棚から取り出したが机まで運ばなかった日」など、読書の手前の行為を含めて記入される。

この欄が埋まった貸出証は、長期保留棚へ移される場合がある。移送の判断は夜番司書が行い、理由を返却箱の番人へ申し送る。

偽造と複製の扱い

貸出証の複製は禁じられていないが、複製には必ず「写し」と朱書きすることが規則で定められる。複製の写しは星環共通印章の細則に倣い、原本と写しを同じ棚に置かない運用がとられる。星環周波数のように、原本と写しを分けて保管することで、どちらが正か決めない方針が保たれる。

関連項目

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