世界観設定 観測技術と記録機関

出典: OpenMarioWiki — 自由な創作百科事典

この世界観では「記録されないことが事実の所在を曖昧にする」と同時に、「記録されること」が時を遡って意味を変える。観測技術は、失われた音や過ぎた光を取り返すための道具であると同時に、引き出すべきではないものを引き出す危険を孕んでいる。

観測技術

  • 残響採譜機: 空間に残る微弱な音を記録する。室内に誰もいなくなってから数時間後でも、静止した空気の中から声の痕を読み出せる。
  • 霧脈計: 霧の粒子の流れを可視化する。人や車の流れが、霧の濃淡となって数時間の間残る。
  • 灯度測鎖: 市街地の明るさを連続的に測定する。照明の増減の時刻を刻み、夜間の動きを間接的に知るための資料になる。

記録機関

  • 公認記録庫は音・文字・像の三区分で独立して運用される。分野ごとに保管方法が異なるため、移送には検印が必要である。
  • 相互の照合は週一度、監査人立会いのもとで行われる。照合の結果は記録監察官(世界観設定_治安機構と禁制品参照)の確認を受けて正式な記録になる。

禁則

  • 個人の記憶を無断で抽出・保存する行為は禁制。観測は残った記録にのみ手を触れ、本人の内側には踏み込まない。
  • 観測ログに時間印を改変した記録は、その計測者による以後の観測がすべて無効になる。

ストーリー活用

失われた声の再生、改ざんログの復元、監査人の失踪事件と相性が良い。観測記録が集まった場所というだけで、物語の始点に手がかりを置ける。

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