だしうどん各部門の未公開活動記録
だしうどん体制下における裏方組織の業務日誌。
記録の出所
だしうどん_各部門の活動記録は、だしうどんの内部組織である総務部・広報部・調理部・営業部・警備部・情報部の活動を詳細に記載した資料である。本稿は、その本編に記載されなかった「裏方の活動記録」を集めたものである。
記録の多くは、定例の活動報告から漏れたもの、非公開と判断されたもの、あるいは記録係が書き留めたきり提出されなかったものである。出所が不明な記録もあり、本稿はそれらを「未公開活動記録」として一括保管している。
未公開の記録(抜粋)
総務部: 麺チェックの合否基準の変遷
総務部が管理する人事評価「麺チェックシステム」の配点は、本編に記載されたとおりである。未公開の記録には、その配点が一度大きく変更されていたことが残されている。
- 設立当初は「マリオ知識」が30点で最高配点だった。
- 星環819年の改定で「出汁知識」が30点に引き上げられ、マリオ知識は20点になった。
- 改定の理由は記録されておらず、担当者の注記には「冷たい出汁事件の影響とみられる」とだけある。
調理部: 研究プロジェクト「深味」の失敗記録
研究プロジェクト「深味」は、現在までに500種類以上のだしを分析したとされる。未公開の記録には、分析が滞った時期の記述がある。
- 星環822年、分析が百種類を超えた時点で、すべての試飲記録が同じ味を示した時期があった。
- 原因は試飲に使う水の温度が一定でなかったことで、温度の統一後に記録は再開された。
- この間の記録は「温度の揺れ」として、本編では割愛されている。
営業部: 「おかわり自由」制度の試行
営業部の顧客サービス「おかわり自由」制度は、本編では麺のおかわり1回まで、出汁のおかわりは原則自由と記載されている。未公開の記録には、試行期間中のデータが残されている。
- 試行期間中、出汁のおかわりが最も多かった店舗は、本店ではなかった。
- 出汁の消費量が増えたため、試行中に一度だけ制度の停止が検討された。
- 停止案は「マリオカート優待」と合わせて提示されたが、週刊ネットニュースの取材後に撤回された。
警備部: 情報管理の例外
警備部は組織の機密情報を金庫と暗号化で管理している。未公開の記録には、管理の例外が一つだけ残されている。
出汁の配合表の原本は、金庫ではなく、調理部の棚に置かれている。 金庫の鍵を知る者より、棚の位置を知る者の方が少ないためである。
情報部: 存在に関するメモ
公式組織図に記載されていない情報部の存在について、未公開の記録には一枚のメモが残されている。
部は存在する。ただし、部として存在しているかは、確認しないでほしい。
非公開の理由
未公開の記録が本編へ載せられなかった理由は、主に三つである。
- 判断の記録: 改定や停止が検討されたが採用されなかった事例は、誤解を招くため割愛された。
- 特定の時期: 事件や取材と重なった記録は、時期が特定されると混乱を招くため伏せられた。
- 存在の扱い: 情報部のように、存在自体の扱いが定まっていないものは、本編の記述から外された。
保管と将来
未公開の活動記録は、だしうどんと関連組織の関係機関にも一部が共有されている。公開の時期は定められておらず、だしうどん年表の編纂に用いられる際に、記録としての価値が再検討されることになっている。
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