遠景市アーカイブ:水曜市

出典: OpenMarioWiki — 自由な創作百科事典

水曜市は、水曜日にだけ開かれる移動式の市である。開催場所はその週の雨の降り方で決まり、朝のうちに場所を知らせる紙が各家に配られる。

場所の決まり方

水曜市は常設の青階段市場と違い、毎週場所が変わる。開催場所は「その週に一番雨が降った路地」で、雨の当たった数が最も多い路地に市が立つ。場所を知らせる紙は前夜のうちに各戸の郵便受けへ配られ、配られた紙の余白にはその週の天気の短い予報が書かれている。

品物

水曜市で売られる品物は、どこの店で買ったか説明できない物が多い。次の水曜までに持ち主が名乗り出ない品物だけが並ぶためで、買った品物は「水曜の品」と呼ばれ、持ち帰った家の話になる。品物に名札がないのは、持ち主が名乗り出た場合に返すためである。

閉市

閉市は日没ではなく、その日最後の買い物が終わった時とされる。市が片付いた後、その場所の路地は翌朝まで誰も通らず、水曜市の痕跡は翌日の雨で消える。

関連項目

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関連する記録

遠景市アーカイブ_物価遠景市の物価は常設の青階段市場ではルクス建てだが、水曜市や湖畔忘れ物市では価格の代わりに「説明できない品」や「失くした話」が支払いになる。配達料は待たせた時間で決まる。遠景市アーカイブ:雨上がり横丁雨上がり横丁は、雨が上がってから水が引くまでの間だけ現れる横丁である。水溜まりの映り込みを渡っていくと、昼間にはない店が並んでいる。遠景市アーカイブ:切符の切れ端収集室切符の切れ端収集室は、駅や船着き場で拾われた切符の切れ端を保管する部屋である。切り離し方と余白の書き込みから、切符が使われた日の天気を復元する。遠景市アーカイブ:雪解け階段雪解け階段は、上の段から順に雪が解けることで知られる階段である。頂上の段に春が来てから、いちばん下の段が雪を脱ぐまでに一週間かかる。逆光写本室逆光写本室は、紙に書かれた文字ではなく、その紙を読んだ人の影を写す工房である。窓を背にして机へ座ると、影が紙面に落ち、読み落とした行だけが薄く浮き上がる。写本師はその影をなぞり、原本とは別の「読まれ方の記録」をつくる。湖畔忘れ物市湖畔忘れ物市は、持ち主の分からない物だけを並べる朝市である。湖は反転運河の先にあり、水面には落とし主ではなく、物を必要としている人の姿が映る。買い手は欲しい物を指さず、自分が失くしたものを一つ話す。

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