薄明圏アーカイブ:反響税関

出典: OpenMarioWiki — 自由な創作百科事典

反響税関は、ネオンプリマへ入る物品の申告内容と「物品自身が残す反響」を照合する行政機関である。正式名称は薄明圏越境物資照合局だが、検査室で積荷の来歴がささやきのように反響することから通称が定着した。

検査方法

到着した荷物は円形の反響室に置かれ、送り主が申告書を読み上げる。壁面の記録石は、その品が直近に見聞きした音を低い残響として再生する。申告と残響が一致すれば青印、不一致なら灰印、由来を特定できなければ無色印が押される。

ただし記録石が読み取るのは事実そのものではなく、物品に残った周囲の音である。無音の場所で作られた品、誰かの記憶から直接取り出された品は、薄明圏アーカイブ_記憶貨物規格に基づく追加検査へ送られる。

部門

部門担当
通常貨物課食品、衣類、機械部品
物語素課書籍、録音、未完成の設定
記憶貨物課回想、夢、人格断片
漂着物課所有者・出発地が不明な品

漂着物課の判断基準は薄明圏アーカイブ_漂着物分類にまとめられている。

第十三倉庫事件後の改革

薄明圏アーカイブ_第十三倉庫事件以前は、残響のない荷物を安全とみなす慣行があった。事件後は「沈黙も申告対象である」という原則が採用され、無音貨物には黄色い封緘帯が付けられるようになった。

市民との関わり

税関は毎月一度、持ち主不明の安全な漂着物を公開する。返還を求める者は所有を証明する代わりに、その品にまつわる物語を話す。話と残響が一致すれば品は返され、一致しない物語も匿名でアーカイブに保存される。

RELATED ARTICLES

関連する記録

薄明圏アーカイブ:逆光検疫局逆光検疫局は、ネオンプリマへ入港する人と生物の「持ち込み記憶量」を検査する機関である。港の可変埠頭N-13に隣接し、薄明圏アーカイブ_反響税関が物品を扱うのに対して、検疫局は主に生きた渡航者を担当する。薄明圏アーカイブ:港湾信用庫港湾信用庫は、ネオンプリマと周辺港で流通する港湾通貨ルクスを発行する信用庫である。北岸灯台群の余剰光を回収してガラス片へ封入し、同じ保持時間になるよう整えて通貨として発行する。薄明圏アーカイブ:水先人組合水先人組合は、境界航路で船を導く水先人の資格認定と配置を取り仕切る組織である。二人一組規則の運用と免許試験の実施を担う。薄明圏アーカイブ:渡り書記組合渡り書記組合は、時間位相をまたぐ公文書、航海日誌、宿帳の整合性を保つ専門職組合である。組合員は一つの出来事を最低二つの時制で書き分ける技術を持ち、薄明圏では単に「書記」と呼ばれる。低灯協定低灯協定は、星環512年に複数の港町が結んだ、灯台の光の強さと越境光の扱いを定めた協定である。後に北岸灯台群の運用規則となり、境界航路を安全に開くための最初の国際的な合意とみなされる。薄明圏薄明圏アーカイブ_鏡界鉄道メモ鏡界鉄道(きょうかいてつどう)は、薄明圏を南北に貫く越境列車網である。夜行列車図書館の巡回車両を前身に、都市間の時間差を吸収するため再設計された。

ARTICLE RATING

この記事は役に立ちましたか?

まだ評価はありません

読み込み中…

この記事のメモ

読書メモを記事ごとに、このブラウザだけへ保存できます。

0 / 5,000文字

メモはまだありません。

メモはサーバーへ送信されず、別の端末やブラウザとは同期されません。