夜間回廊文庫_長期保留棚の拡張
夜間回廊文庫_長期保留棚の拡張
夜間回廊文庫_長期保留棚の拡張は、夜間回廊文庫の長期保留棚が拡張された記録である。読まれないまま一定期間を経た本を開封せず保管する長期保留の運用を、反響税関の長期保留棚に倣い制度化した。
拡張の経緯
長期保留棚はもともと一つの棚であったが、再発見後に預かり蔵書が増え、収蔵能力が不足した。星環973年の二帳併置の試行運用を経て、長期保留棚を二つの棚へ拡張する方針が確認された。
拡張の決定は協定第四条に基づき、夜番司書と返却箱の番人の協議でなされた。協議の記録は残されていない(説)。
長期保留の定義
| 区分 | 保管期間 | 開封の可否 | 移送先 |
|---|---|---|---|
| 保留 | 貸出証の「読まなかった日」欄が埋まるまで | 可(読むことができる) | 二十五の棚のいずれか |
| 長期保留 | 保留のまま一年を経た本 | 不可(開封せず保管) | 長期保留棚 |
| 問い札化 | 長期保留のままさらに一年を経た本 | 不可。問い札へ転化 | [[夜間回廊文庫_問い札の新分類 |
長期保留の本は、開封せずに保管される。開封の要請があった場合でも、協定第四条に基づき、保留票を付して返答する。
拡張後の運用
拡張後は、長期保留棚を「第一長期保留棚」と「第二長期保留棚」に分けて運用する。
- 第一長期保留棚 — 開封しないまま保管する本。表紙に「保留」とだけ記す。
- 第二長期保留棚 — 問い札化を待つ本。表紙に「保留の理由」欄を設ける。理由欄の設置は保留の理由欄に倣う。
二つの棚は同じ壁面に置かず、対になる記録を同じ棚に置かない方針に倣い、別の壁面へ配置される。配置の記録は回廊構造の図面へ追記される。
共同記録館での扱い
長期保留棚の資料は、共同記録館で「開封しない資料」として目録化される。目録には書名と保留期間のみが記され、内容は記されない。目録の写しは回廊文庫の長期保留棚と共同記録館の草稿保管庫の双方に置かれる。
長期保留の資料が反響税関の長期保留棚の資料と混同されないよう、目録には「回廊文庫所蔵」と明記される。
関連項目
RELATED ARTICLES
関連する記録
夜間回廊文庫星環暦で25時から26時の間にだけ開く回廊状の文庫。二十五の棚に未返却・欠番・余白の本を収め、共同記録館と連携して保留の記録を預かる施設。夜間回廊文庫_回廊構造と二十五の棚緩やかに湾曲する回廊と二十五の棚の配置、採光と余白の設計、棚名で呼ぶ分類の由来を記す。夜間回廊文庫_二十五時の開館規則夜間回廊文庫が25時から26時のみに開館するという規則と、その時刻の数え方・適用除外・夜番司書の運用細則を記す文書。夜間回廊文庫_共同記録館との協定夜間回廊文庫と共同記録館の間で結ばれた協定。保留・長期保留・問い札の扱い、資料の返還と再発見の手続、監査の除外規定を定める。夜間回廊文庫_欠番の本頁番号や通し番号が欠番となった本。欠番を欠損ではなく構成として保存し、番号の飛びを読ませる蔵書。夜間回廊文庫_索引だけの本本文を持たず目次・索引だけを収めた本。本文の不在を欠損ではなく構成として扱う蔵書。
この記事のメモ
読書メモを記事ごとに、このブラウザだけへ保存できます。
メモはまだありません。
メモはサーバーへ送信されず、別の端末やブラウザとは同期されません。