夜間回廊文庫_問い札の新分類
夜間回廊文庫_問い札の新分類
夜間回廊文庫_問い札の新分類は、夜間回廊文庫で試行された問い札の分類である。貸出証の「読まなかった日」欄から生じた問いを札として預かり、星屑切手市の問いの市の札と同様に「答えないまま保管する」。
分類の背景
回廊文庫では、貸出証の「読まなかった日」欄に記された事項のうち、 shelfを選ばなかった記録や余白だけを読んだ記録が「問い」として扱われる。これらの問いは、問い札の分類規則では既存の区分に収まらないため、新分類として試行された。
新分類は協定第五条に基づき、回廊文庫が試行し、共同記録館が目録へ反映する形で運用される。
新分類の三区分
| 分類 | 定義 | 例 |
|---|---|---|
| 読まなかった問い | 本を手に取ったが読まなかったことから生じた問い | 「なぜ『二十五時の余白』を読まなかったのか」 |
| 選ばなかった問い | 棚を選ばなかったことから生じた問い | 「なぜ棚名を空欄のまま返したのか」 |
| 余白の問い | 余白だけを読んだことから生じた問い | 「余白の指紋は誰のものか」 |
いずれの問いも、答えを求めない。問い札には問いだけを記し、答えの欄は設けられない。問いの名付けのように名を与える場合もあるが、回廊文庫では名を与えず記号で管理する。
札の書式
札は星屑印刷工房で刷られた小さな紙片で、表面に問い、裏面に貸出証の写しの一部が貼られる。札の大きさは問い札標本の標準に倣うが、回廊文庫ではやや縦長とされる。
札は問い札棚に保管され、問いの市の札とは別の棚に置かれる。同じ問いの札が二枚できた場合、二枚を同じ棚に置かず、別々の棚へ分けて保管する。対になる問いを同じ棚に置かない運用は、星環920年の試行に倣う。
共同記録館での目録化
問い札の新分類は、共同記録館で「回廊文庫問い札」として目録化される。目録には問いの本文と、問いが生じた貸出証の番号のみが記される。問いの答えや問いの評価は記されない。
目録の写しは回廊文庫の問い札棚と共同記録館の草稿保管庫の双方に置かれるが、原本と写しを同じ棚に置かない運用は他資料と同様である。
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