七角世界_角間の市

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七角世界_角間の市

角間の市は、七角世界の角と角の間に広がる緩衝地帯「角間」に立つ市である。角間には誰の法も及ばないため、どの角の商品も並ぶ。

市の成り立ち

角間の市は、どこかの角が開いた市ではなく、法の届かない場所に自然にできた市である。出店の権利はなく、場所取りの順番もない。「今日はどの角の境界の近くに立つか」だけが、その日の商いを決める。

角間の市で売られる品は、どの角の商品も並ぶ。ある角で禁じられている品が、別の角の商品として平然と並ぶこともある。市の側では、品の来歴を尋ねることは「角の内側の話」として避けられる。

商いの流儀

  • 角間の市での取引は、どちらの角の法でも裁かれない。揉め事は「市の流儀」で解決される。
  • 市の流儀に定めはなく、その場にいる最も年長の売り手が「今日の流儀」を決める。
  • 境界石が動かされた日は、市は開かれない。境界石の向きは風の向きで変わるため、開市の判断も風任せである。

記録

角間の市の記録は、評議会の記録にも、各角の記録にも残らない。市の出来事が残るのは、越境者が角間の市で「しばらく中立」の間に残した品の覚書だけである(説)。

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