七角世界_境界石
七角世界_境界石
境界石は、七角世界の角の境に置かれた石である。石の向きは、その日の風の向きに合わせて変えられる。
役割
境界石は、角と角の境界の位置を示す石である。しかし境界石が示すのは「境界の位置」ではなく「その日の風の向き」であるため、境界石の向きから境界の位置を読み取ることはできない。境界の位置は、境界石と境界石の間の「歩いて渡れる時間」で測られる。
- 石の向きは、その日の風の向きに合わせて変えられる。風が変われば石も向きを変える。
- 石を動かすことは、境界を動かすこととは見做されない。境界石は「風の記録」であり、「境界の標」ではない。
- 境界石が二日続けて同じ向きのままのときは、境界の近くで誰かが立ち止まっていたとされる(説)。
管理
境界石の管理は、どの角の役目でもない。石が倒れた場合、倒れた石を起こすのは、その場を通りかかった者が行う。起こした者の名前は記録されず、起こしたことを誰かに話すことも「境界を語ること」として避けられる。
角間の市は、境界石が動かされた日は開かれない。
統一世界政府との関係
統一世界政府は境界石を七角世界の文化・法制度の主権の一部として扱う。境界石の管理方法への介入は行われず、越境危機の際にも、石の向きを手がかりにした現地の判断が優先される。
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