マリオカノンの大予言
マリオカノンの大予言
マリオカノンの大予言(マリオカノンのだいよげん)は、マリオカノンの全盛期にあたる星環839年に、ジョルツが統合展の年表展示へ残した無題の覚書である(説)。マリオカノンの崩壊の後にその記述が崩壊と一致して注目され、「大予言」と総称されるようになった断章群を指す。
予言者
予言者とされるジョルツは、IMAPON解消後の星環822年以降、断章資料の保全と時系列復元を担った調停者兼アーカイブ管理者である(MAN_OF_THE_YEAR_創作特集第20回)。相反する証言を一つに消去せず時系列を復元する仕事のなかで、彼は記録群の引用が時間とともに細る様子を観測していたとされる(説)。
成立
星環839年夏、共同記録館で開かれた統合展の年表展示には、来場者が次に読みたい記事名を書ける未記入欄が設けられていた。ジョルツはこの未記入欄に記事名ではなく、時系列復元の演習から得た覚書を書き残したとされる(説)。覚書に題はなく、予言という語も含まれていなかった。祝意のなかで読まれることはなく、展示の余白を収める未整理資料として保管された(説)。
予言の本文
現存する写本により本文は次のように復元される(説)。
五百の記録が並ぶ日、綴じの数を数えよ。 綴じは綴じるほどに重く、重なるほどに解けやすい。 引用の糸の切れた正典は、朽ちずして保留へ還る。 この日より百と六十、年の記録は断片に細り、綴じは解ける。 最後の箱に、うどんの演説と当たり判定の注記が同居する。
崩壊との一致
星環999年の崩壊後、回収された断片との対応が指摘された(説)。
| 節 | 対応するとされる記録 |
|---|---|
| 第一節 | 星環839年の五百記事到達(統一世界政府_五百記事記録式典)。 |
| 第二節 | 拡張カノン期に資料群が接続され、正典の綴じが重くなったこと。 |
| 第三節 | [[星環998年_カノン認証の停止 |
| 第四節 | 星環839年から数えて百六十年後の星環999年。星環976年以降の年記事の断片化と、両世界線の閉鎖。 |
| 第五節 | 星環999年に回収された最後の断片の箱。[[だしうどんの名言集 |
論点
覚書の評価は一つに確定されておらず、三つの説が併記される。
- 数理的予測説 — 覚書は予言ではなく、時系列復元の演習で得た引用減衰の外挿である。第一節から第三節は構造の記述として導出でき、ジョルツの業務の延長にあるとする説。
- 真正予言説 — 第四節の年数(百と六十)と第五節の箱の中身までが一致したことは、外挿では説明できないとする説。
- 後世付加説 — 現存する写本はいずれも星環999年以降の転写であり、特に第四節後半と第五節は、最後の箱の回収後に書き加えられたとする説。写本の年代測定はまだなく、出典批評上はこの説が有力とされる。
いずれの説でも、ジョルツ本人が覚書を予言と呼んだ記録は残っていない。ある写本の奥付けには「覚書を予言と呼ぶこと」という付記があったとされるが、その写本自体が未発見であり、付帯伝承の域を出ない(説)。
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